馬ブロ~競馬・一口馬主・馬券関連の考察ブログ~

元一口馬主、回収率100%越えの馬券術の考え方をつらつら書いています

【上がり3ハロンでわかる】馬券の考え方①

はじめまして。うまぶろです。

今日は秋華賞の日ですね。注目のアーモンドアイがどういう競馬をするのか見所です!

早速ですが、馬券の買い方お伝えしていきます!

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未勝利戦は当てやすい?!

ところで、昨日私は1レースだけ注目していたレースがありました。

全然重賞とかではないのですが、2018年10月13日(土)東京の第3レースです。

芝1800mの未勝利戦です。

 

なぜこんなどうでもよさげなレースに注目していたのかというと、馬券的においしい匂いがしたからです。

まず、未勝利戦は一番馬券を当てやすいレースだと私は思っています。もちろん難しいレースもありますが、能力的に一生勝てないまま引退する馬と、まさにアーモンドアイのように2冠を達成するような馬が同時に走っているからです。そういう意味でこんなに当てやすいレースはありません。もちろん新馬戦も能力差があるのは同じなのですが、前走のデータがないのとレース慣れしていなくて能力を出し切れない馬がいたりするので、避けています。調教から見る人もいますが、ディープインパクトのようによほど抜けた力をみせていないと調教から判断するのは難しいです。

話がそれました。馬の絶対的な能力と、騎手の力量、そして展開、馬場状況などがレースの結果を左右する要素になりますが、中でも馬の絶対的な能力面は一番信頼のおける部分です。

 

ではどうやって馬の絶対的能力を知るのか?

上がり3ハロンのタイムです。

 

上がり3ハロンは特に馬場の軽い日本競馬では短いタイムである必要があります。一般的に32秒台や33秒台ならばかなり優秀な部類ですが、ここに馬場状況などを加味して評価すると馬の能力をある程度測ることができます。

 

そこで昨日の東京第3レースの話です。

このレースは8頭立てで上位人気2頭が抜けた人気でした。

4アドマイヤスコール:単勝3.8倍

6ソルドラード:単勝1.3倍

 

怪しい人気馬の見破り方

特にソルドラードは単勝1.3倍で圧倒的な人気です。これを見た私はソルドラードを切る方向で考え始めます。なぜか?以下思考過程です。

そもそも単勝1.3倍ではリスクに対してリターンが少なすぎます。それなら複勝で1.1倍を狙ったほうがいいはずです。(単勝1倍台の勝率、複勝率を知っていればわかります。)しかしこのレースは8頭立て。7等以下なら複勝は上位2頭までとなりますが、8頭なので上位3頭までが複勝の対象となってしまいます。じゃあ複勝に大金をかければ安全に稼げるじゃないかと喜んではいけません。たしかに8頭立ての上位3着内に単勝1.3倍の馬が入る確率は限りなく100に近いですが、競馬の払い戻しは基本的に金額ベースでの投票率で計算され、今回のように小頭数立てのレースで上位3頭までが複勝圏内となる場合、3着内によほど変な馬が来ない限り、元返しのリスクがあります。しかし小頭数であることで波乱の可能性は自然と低くなりますし、ということは複勝にかけても元返しで意味がない可能性が高いです。

 

では、どう考えるか?

私は抜けている上位2頭の過去レースのデータを比較してみました。

4アドマイヤスコール:3番人気/札幌1500m芝/上がり3F 35.3/着差0.2

6ソルドラード:1番人気/新潟1600m芝/上がり3F 33.1/着差0.1

 

これだけ見ると断然ソルドラードがいいように見えます。上がり3ハロンも33.1秒!さすが単勝1.3倍!

でもちょっと待ってください。ソルドラードは前走新潟であるのに対し、アドマイヤスコールは札幌です。新潟はコースの上下が少なく、直線が長いため上りが最も出やすいコースです。対してアドマイヤスコールは洋芝(丈の長い芝)で力がいる馬場として有名な札幌でのタイムです。実際、勝ち馬との着差は大差ありません。

またちょっと気になるのが、ソルドラードは前走も1番人気で僅差負けしている点。未勝利ではあと少しの所で詰めが甘く、勝ちあがれない馬が毎年数頭います。こうやって考えると、ソルドラードにも弱点があるように思えます。

 

直接比較できない場合は・・・?

直接比較で比べきれない場合は、前走の他のメンツがその後どのような成績を収めているかで能力を比較することもできます。

ソルドラードを抑えて1着となったサムシングジャストはその後重賞で最下位に沈んでいます。2着のラッキーアモンもその後3着内に入れていません。しかも前走の新潟レースは出走11頭中実に8頭が上がり3F33秒台と特に上りが出やすかったレースだと言えます。ますますソルドラードの人気があやしく思えてきました。

対してアドマイヤスコールの前走1着馬レーヴドカナロアは兄妹にG1阪神JFを制したレーヴディソールなどがいる超良血馬。同レース5着のスポーカンテソーロもその後2レースで連続で3着に入るなど、出走馬のレベルが全体的に高かったことがうかがえます。

 

以上を踏まえてオッズを見比べて購入した馬券の内容が以下。

4アドマイヤスコール 単勝3.8倍:3000円

4ー6馬連1.5倍:10000円

 

ソルドラードも侮れないですが、アドマイヤスコールとの差がそこまで大きくないようにも感じました。そこでアドマイヤスコールの単勝を3000円購入し、外れた場合でも2着内にこの2頭が入る可能性は極めて高いということで馬連に10000円。これで単勝が外れても馬連が当たれば15000円になるので、+2000円にはなります。

 

そして実際のレースがこちら

 

見事にハナ差でアドマイヤスコールが勝利しました!

収支も+13400円です!

ギャンブルの鉄則は勝っているうちにやめること。昨日はこの1レースで終了し、勝ったお金で観光を楽しみました♪